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Classic Mercedes Repair &Sales by GRIP! Inc.
名古屋市千種区のGRIP!
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その部品、本当に“正解”ですか?
クラシック・メルセデスの部品事情、現場のリアル 左が純正品 右がリプロ品 クラシックカーの話をしていると、だいたい途中で聞かれます。 「部品って、ちゃんと手に入るんですか?」って。 正直に言うと、手に入るものもあるし、簡単じゃないものもある。 これが一番近い答えです。 メルセデスは、意外と今でも純正部品を出しています。 消耗品とか、ゴム類とか、いわゆるメンテナンス系の部品ですね。 「え、まだ出るんだ」って言われることも多い。 ただ、それがいつまでかは、誰にも分かりません。 在庫があるうちは、普通に取れる。でも、無くなったらそれで終わり。次はありません。 だから、うちでは今はまだ壊れていなくても、「これ、そのうち必要になるな」と感じた部品は、早めに押さえておくことがあります。 壊れてから探すと、だいたい遅いんですよ。 一方で、どうしても純正が出ない部品も増えてきました。 内装のトリムとか、専用のスイッチとか、その車にしか使われていない細かい部品。 新品はもう欠品。中古を探すしかない。しかも状態のいいものは、世界中で取り合い。 価格が高騰するのも、ま
katsufuki
3 日前読了時間: 3分


【幻の純正カラー】Mercedes-Benz 280S × Arabian Grey(124)
― 言葉にならない“深み”を、あなたは見たことがありますか? 静かに佇むだけで、足を止めさせる色。 こんにちは、GRIP!名古屋の大ちゃんです。 静かにそこにあるだけなのに、なぜか視線がふっと吸い寄せられてしまう色があります。 派手さで押してくるわけでもない。沈んだ印象でもない。 その“あいだ”にある、不思議な存在感。 そのひとつが、Arabian Grey(アラビアングレー)/カラーコード124。 1960年代のメルセデスがほんの限られた期間だけ纏った、“幻”と呼ばれる純正グレー。 あなたは、この色を実車で見たことがありますか? 💥 出会った瞬間に“ガーン”と心を撃ち抜かれた。 グレーという色の良さはわかっていたつもりでした。 それでも、この色を目にした瞬間、胸の奥が“ガーン”と響くような衝撃がありました。 Arabian Grey は、名前の印象とはまったく違う表情を見せる色。ひとことで言い切れない“余韻”があります。 当時のメルセデスは、地域の光や空気に合わせてグレーのニュアンスを細かく調整していた時代でした。 124はその中でも、“光で
katsufuki
12月11日読了時間: 4分


Barolo Red 540 — 心を奪う“赤”の正体は?
Mercedes-Benz W126 300SE(Barolo Red / 540) 最初に見たとき、なんて言えばいいのか分かりませんでした。 沈んでいるわけじゃない。かといって、派手さで押してくるタイプでもない。 なのに—— 視線がふっと吸い寄せられて、戻れなくなる。 そんな“赤”が、この Barolo Red です。 こんにちは、GRIP!名古屋の大ちゃんです。 赤には赤の個性があるけれど、 この色だけは理由をうまく説明できない“余韻”が残る。 色なのに“引力”みたいなものが働く。 その正体をたどっていくと、どうやら Barolo Red には“ある秘密”が隠れていました。 🔻 光に触れるたび、雰囲気が変わる赤。 W126のボディラインは、光の入り方で性格が変わる車です。 そのラインに Barolo Red を乗せると、色がふわっと溶けるように馴染む。 直射のときは輪郭がくっきりして見えるのに、陰影に入ると一気に深く落ち着く。 「赤ってこんなに表情があるんだ」と思わず立ち止まってしまう瞬間があります。 強く主張してくるわけじゃないのに、 近
katsufuki
12月11日読了時間: 3分


Silver Blue metallic 930 — 太陽の下で輝く。
映える、目立つ、見逃せない。一度この色を目にしたら、忘れられない。 光を浴びた瞬間、ふわっと青が立ち上がって、 陰影に入ると一気に大人びたグレーへと表情を変える——。 そんな“二面性の美しさ”を持つのが、Silver Blue metallic(カラーコード930)です。 Mercedes-Benz 380SL(R107)(シルバーブルーメタリック/ネイビー内装)。 写真よりも、言葉よりも、まずは「色」が主役になる一台。 思わずシャッターを切りたくなる理由、きっと感じてもらえるはずです📸 こんにちは!GRIP!名古屋の大ちゃんです! この色、見た瞬間に目を奪われました。 ☀️ 太陽の下ではブルーの透明感が際立ち、陰影が出るとグレーが引き締まる。 角度ごとに変わる表情、何枚でも写真を撮りたくなる色です📸 🎨 ネイビー幌 幌はネイビーで張替えなしのオリジナル。 色、質感、全体のバランスが自然に仕上がっています。 外に出すだけで映える車って、嬉しくなりませんか? 🪑 ブルーチェックが映える室内空間 内装はブルーチェック × ネイビー。...
katsufuki
12月9日読了時間: 2分


Mangan Brown 480 — この色に惹かれる理由、あります。
あなたは、この色を実車で見たことがありますか? こんにちは、GRIP!名古屋の大ちゃんです。 500SEL マンガンブラウン。 カラーコード480。 名前を知っている方はいても、実物の存在感を体験した人は、きっと多くありません。 でも、この1台を目の前にしたとき、空気が変わりました。 陽の光が当たると、ワインのような深い赤みが浮かび上がり、 角度を変えるたびに、艶と陰影がボディラインを強調する。 ただ見るだけで、なぜか気持ちが上がる色。 “ブラウン”という言葉だけでは片付けられない、独特の華やかさがあります。 🟤 見た瞬間に、重厚感と華やかさが伝わる この一台は、ただのクラシックベンツではありません。 色と仕立てがすべて整っているからこそ、惹かれる。 モールのライン、パネルの角度、塗装の艶感。 どこを見ても、色がすっと馴染みながら、しっかりと主張してくる。 この色を纏うと、車そのものがまるで格が上がったように見える── そんな特別な力があります。 🛋️ 内装もまた、この色にふさわしい統一感 高級感漂うベロア素材のシートと、美しい木目のウッド
katsufuki
12月8日読了時間: 2分


Agate Green 815 — 幻の純正グリーンに出会えた日。
こんにちは、GRIP!名古屋の大ちゃんです。 長く探し続けていた色があります。 数えきれないほど多くのメルセデスを見てきましたが、 ひと目で心を持っていかれた色 は、そう多くありません。 そのひとつが、 Agate Green(アゲートグリーン)/カラーコード815。 純正カラーの中でも“幻級”と言える希少色です。 560SEC 🌿 光の角度で表情を変える、深みのあるグリーン。 Agate Green は、光が変わるたびに表情を変えます。 明るい場所では柔らかく爽やか 日陰では深く、渋く ボディラインの陰影で引き締まって見える “ただの緑”ではありません。クラシックメルセデスの美しいラインに重なることで、 奥行きのあるグリーンへと変わります。 💚 内装も、すべてがAgate Green。 今回ご紹介する 560SEC(C126)は、外装も内装も Agate Green で統一された極めて希少な一台 。 座った瞬間から、空気が違います。 シート ドアパネル ダッシュボード カーペットまで 「作品の中に座るような感覚」そんな表現がしっくりきます
katsufuki
12月4日読了時間: 2分


冬のクラシックメルセデス、眠らせる前の3つの心得
こんにちはGRIP!名古屋の大ちゃんです! 前回はバッテリーとクーラントの話をしましたが、 今回は「動かさない派」の方に向けた内容です。 🛞タイヤの空気 寒くなると、自然に空気が抜けていきます。 そのままだと、タイヤが少しペタンとなってしまって見た目も元気なさげ。 空気を入れておくだけで、タイヤにも気持ちにも余裕ができます。 🚗冬眠させるときのひと手間 春まで動かさない場合は、以下の3つをしておくと安心です。 フューエルスタビライザーを少し タイヤの空気を多めに 月イチくらいでエンジンをかけてあげる どれも簡単ですが、春の目覚め方がまったく違います。 ショールームは静かで、ほどよく暖かく、この季節ならではの空気が流れています。 ちょっと相談したいなと思ったら、ご連絡ください。 寒さに負けず、クラシックメルセデスと一緒に楽しみましょう。
katsufuki
12月3日読了時間: 1分


冬が来る前に見ておきたい2選
こんにちはGRIP!名古屋の大ちゃんです! 12月です。名古屋市もそろそろ本格的な寒さなりそうです。 GRIP!のショールームは暖房で、ぬくぬくです。 この時期、クラシックカーにはちょっと気を使ってあげたいところがいくつかあります。 まずは、定番の2つから。 🔋バッテリー 寒くなると、ちょっと反応が鈍くなることがあります。 電圧はあっても「うーん、ちょっと弱いかも?」と思うような時も。 そんなときは、しっかり点検して状態を見極めています。 「まだいける」ではなく「もう安心」の方がいいですからね。 ❄️クーラント 見た目じゃ分かりませんが、濃度が下がると普通に凍ります。 マイナス30℃対応かどうか、毎年チェックしています。 寒さにちゃんと備えてあるエンジンルームは、やっぱり気持ちいいです。 次回は、 タイヤと冬眠の話 を少し書こうと思います。 気になる方はまたのぞいてみてください。
katsufuki
12月3日読了時間: 1分


クラシックメルセデスの魅力とメンテナンス方法
こんにちはGRIP!名古屋の大ちゃんです! クラシックメルセデスは、ただの車ではありません。 歴史と個性をまといながら、静かに、でもしっかりと存在感を放っています。 今日のブログでは、そんな彼らと心地よく付き合っていくために、 普段から気にしていることを少しご紹介します。 変わらない魅力と、変えていくメンテナンス 1950〜70年代のメルセデスは、眺めているだけでも時間が過ぎていくような佇まいがあります。 ただし、どんなに美しい車でも、機械である以上メンテナンスは欠かせません。 それは手間というより、対話のようなものだと思っています。 オイルと冷却水 走る以上、エンジンオイルとクーラントは基本中の基本。 距離をあまり走らなくても、劣化はしていきます。 「まだ使える」ではなく、「今替えておく方がいいかも」で判断することが多いです。 ゴムとベルト類 見落としがちですが、ゴムパーツやベルトは年数に正直です。 ぱっと見ではわからなくても、触ると固くなっていたり、少しずつ劣化していたり。 こういうところは、気づいた時に静かに交換しています。 ブレーキとタ
katsufuki
9月6日読了時間: 2分


GRIP! 名古屋が提供するクラシックメルセデス修理サービス
GRIP!は、メルセデス・ベンツ専門の修理サービス。年式やモデルごとのクセをしっかり押さえて対応しています。
katsufuki
9月6日読了時間: 2分


希少部品の購入ガイド:メルセデス車愛好家向け
こんにちは、GRIP!名古屋の大ちゃんです! クラシックメルセデスに乗っていると、どうしても避けられないのがパーツの問題。 特に、年式が古くなるほど「そんな部品まだあるの?」なんて心配をされることも増えてきます。 でも、ご安心ください。 GRIP!では、国内外のネットワークを活かして、希少部品の取り扱いに力を入れています。 すでにストックしているパーツもありますし、必要なものはこちらでお探しします。 見つからないと言われていた部品や、ちょっとマニアックな仕様のパーツまで可能な限り対応しています。 希少部品、探すのは私たちの仕事です 「この部品、どこかにあるかな?」「自分で調べても出てこない…」 そんなときこそ、GRIP!にご相談ください。 在庫にない場合でも、ヨーロッパやアメリカの信頼できるルートからの取り寄せが可能です。 長年の経験で、「この型のこの仕様はここならまだ在庫がある」といった情報にも強いです。 状態や適合も確認済み ただ部品を探すだけではなく、取り付ける車種との適合や、部品そのものの状態も確認してご案内します。...
katsufuki
9月6日読了時間: 2分
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